国内MBA比較(同志社大学大学院)

地下鉄烏丸線今出川駅から徒歩1分の室町キャンパスと大阪駅から徒歩3分の大阪サテライト・キャンパスで開講されている、同志社大学大学院ビジネス研究科を取り上げます。夜間に開講する社会人向けMBAです。平日は今出川と大阪、土曜日は今出川で開講されています。

開講科目状況

科目グループ 同志社
戦略
マーケティング
会計
組織
財務
人材人事
金融
国際経営
オペレーションズマネジメント
企業倫理・哲学
証券
経済学
アントルプレナー
ビジネスエコノミクス
技術経営
統計
ベンチャー
経営科学
ブランド
ロジスティクス
イノベーション
法務
英語
知的財産
情報システム
ロジカルシンキング&ライティング
ネゴシエーション
経営史
税務
意思決定
プロジェクトマネジメント
CRM
サービス・マネジメント

出典:カリキュラム<2016年度入学生用>

経済学、イノベーション、中小企業・地域経済分野を重点化したカリキュラムです。平日は今出川と大阪で分散開講されますので、仕事帰りにうまく登校できるように予め計画を立てる必要があります。特徴的な科目として、中小企業経営演習、京都の知恵ビジネス、地域ブランド戦略、広告・コニュニケーション、消費者行動、M&A戦略、コストマネジメント、内外マクロ経済環境。ナレッジマネジメント、リーガルマインドなどが挙げられます。

専任教員一人当たりの学生数

専任教員一人当たりの学生数は7.5人です。

初年度納入金

1,652,000円

倍率

募集は1学年70人ですが受験者数が非公開のため倍率不明です。ただ「充足率の停滞がある」(2013年専門職大学院認証評価)とのことから、1.0倍未満でしょう。

まとめ

関西はビジネススクールが供給過多状態ですので、ここも大幅に組織を変えたり生き残りに向けて苦慮しているようです。ビジネス専攻は地域経済、地域社会に貢献する中小企業を担っていく人材の育成、グローバル経営研究専攻は国際化に適用できるビジネスパーソンの育成に向けてかじを取っているようですが、関西ビジネススクールは地域社会発展をトピックとして扱っているところが多いので、どう差別化を図っていくかが今後の課題だと思います。