国内MBA比較(筑波大学GSSM編)

日本の夜間MBAのパイオニア、筑波大学ビジネススクール(GSSM)を取り上げます。

開講科目状況

科目グループ 筑波
戦略
マーケティング
会計
組織
財務
人材人事
金融
国際経営
オペレーションズマネジメント
企業倫理・哲学
証券
経済学
アントルプレナー
ビジネスエコノミクス
技術経営
統計
ベンチャー
経営科学
ブランド
ロジスティクス
イノベーション
法務
英語
知的財産
情報システム
ロジカルシンキング&ライティング
ネゴシエーション
経営史
税務
意思決定
プロジェクトマネジメント
CRM
サービス・マネジメント

出典:ビジネス科学研究科経営システム科学専攻開設授業科目

筑波GSSMは経営学だけでなく、数理科学、情報システムの計3本柱を軸としており、他の国内MBAとはちょっと違っています。他国内MBAにはない人工知能とビジネス情報分析、テキストマイニング、アルゴリズム、プログラミングといった科目があります。

専任教員一人当たりの学生数

専任教員は16人、定員は2学年で60人なので、専任教員一人当たりの学生数は3.75人です。さすが国公立、慶応や早稲田といった私学を大きく下回っています。徹底的な少人数教育ですね。

初年度納入金

817,800円
さすが国公立!早稲田の半額です。

倍率

2013年度 志願者108、合格者34、倍率3.1倍
2014年度 志願者118、合格者35、倍率3.4倍
2015年度 志願者121、合格者35、倍率3.5倍
例年3倍を超える激戦スクールです。

まとめ

欧米MBAに安易に追従しない日本型MBAです。
その結果が徹底した少人数教育、低廉な学費、高い倍率、数理科学や情報システム系の重視、修論必須などの特徴に表れています。間違いなく高レベルなビジネススクールです。