ビジネススクールで付帯的に得られるメリット

各学校で異なりますが、ビジネススクール在学中に享受できる付帯的なメリットについて、これまで書いた記事以外でちょっと世俗的な視点から書きたいと思います。

学割が使える

社会人とはいえ正規の課程の学生なわけですから、学割が使えます。自宅と学校間に限りますが定期券は学割、映画館では学生料金、飲食店での学生割引。加えて、国立科学博物館が入場無料だったりします(これは学校によりますが)。あと、AmazonがPrimeに準ずるサービスを学生向けに年会費無料で提供していたり、AdobeやMicrosoftが割安にソフトウェアを提供していたりします。但しソフトウェアは商用に使えないので要注意。

図書館が使える

大学の図書館が使えます。大学の図書館は一般に開放されているところもありますが、外部の人間は貸出ができなかったり、試験期間中は利用できなかったりしますが、この点がクリアできるのが大きいですね。

設備が使える

学校によっては自習室や自分専用の机が借りられます。また、ディスカッションするための打ち合わせ室や、プロジェクタ、PC、プリンタ、wifiなどの施設が利用できます。家でも会社でもない集中できるスペースが確保できるのはとてもありがたいです。

各種情報サービスが使える

これも学校によりますが、日経の各紙や雑誌のすべての記事が電子データとして入手できたり、読売、朝日、毎日の新聞記事データベースが無料で使えます。電子ジャーナルも国内から海外まで、「学認」という認証システムを経て無料で使用できます。ジャパンナレッジという、約50種類の辞事典、叢書、雑誌が検索できる国内最大級の辞書・事典サイトも使えます。日経FinancialQUESTという、日経NEEDSに収録される企業財務、株式・債券、マクロ経済、産業統計など様々なジャンルの経済データをインターネット経由で取得できるデータ検索サービスも使えます。

不満

一方で不満もあります、私の研究テーマに関係するジャーナルが読めなかったり、大型計算機が使えなかったり。でもそれは、大部分のビジネススクールで学ぶ人にとっては関係ないと思うので、些細なことでしょう。