ビジネススクールの博士後期課程ができるかも

2017年5月10日と半年近く前の記事になりますが、同日日経朝刊で日本学術会議が国内ビジネススクールのあり方に対する提言として、経営を実践する高度な専門職業人を育てることに特化した新たな博士課程の創設を求めた、という記事が掲載されました。新たな博士課程は、専門職大学院では必須ではない学位論文作成も経験することで、高度な問題解決力を身につけられるようにするとのことです。

日本学術会議は報告書の中で、欧米の有力ビジネススクールに習いDBA (Doctor of Business Administration)プログラムの創設が必要である、と書いています。DBAプログラムは、一部の大学院に設置されていますが、これを産業界やビジネススクール間の連携により拡大させたいようです。うまくいくか、今後の展開に期待ですね。

提言は他にも①規模拡大、個性化、プログラムの多様化の推進、②産業界等との連携強化を推進、③グローバル化対応力を育む教育の推進、④経営学大学院間のネットワーク構築をあげています。